滝井秀典公式サイト キーワードマーケティング研究所




家中まるごと浄水器.net 株式会社イーテック 小野志郎さん



株式会社イーテックを運営し、浄水器ビジネスを展開している小野志郎さん。今回は、オリジナル商品である「家中まるごと浄水器」の誕生秘話から、ネットビジネスでの成功するまでのお話をお聞きしました。


小野さんのビジネス内容

─ 小野さんのビジネスの内容を教えて下さい

弊社イーテックでは「家中まるごと浄水器」という名前の浄水器を扱っています。メーカーから仕入れた商品を売るのではなくて、自社の工場で組み立てたものを、販売しています。保守契約を結んでメンテナンスも行っています。

─ 「家中まるごと浄水器」とはどういった商品なのですか。

名前の通り、家の中で使用する水を「まるごと」浄化する商品です。

通常みなさんが思い浮かべる浄水器は、水道の蛇口に取り付けて飲料水を浄化するものだと思います。「家中まるごと浄水器」は水道管の元に設置して、家庭で使うすべての水を浄化することができます。お風呂や洗濯機に使う水はもちろん、植物にあげる水も浄化できます。



浄水器を選んだ理由 〜狩猟型と農耕型がセット〜

─ 商材に浄水器を選んだのはなぜですか。
イーテック ホームページ
滝井の教材を元に作成した

現在の技術でも、永久に使用できるフィルターは開発されていません。だから必ず寿命があります。
メンテナンスのために結んだ保守契約で、定期的に売り上げが出ることになります。

浄水器を売れば売るだけ売り上げになる狩猟型のビジネス。定期的に保守契約料が入る、農耕型のビジネス。この2つがセットになっているので浄水器を選びました。



代理店時代  NASA開発の浄水器で・・・

─ 以前は代理店を経営していたとか。

イーテックを立ち上げる前に、エムシーエルサービスという会社の経営をしてました。出資者を募ったら、3000万円くらい集まったので、そのお金で設立した会社です。私が取締役として運営を行っていました。

─ その頃の経営状況は?

この頃、浄水器はメーカーから仕入れていたのですが、その中にNASA開発の浄水器がありました。メーカー担当者の話では、海水も真水になるほどの性能があるということでした。ウーロン茶で試してみたら、透明な水になって出てきたので、これはすごいと確信して仕入れを決めました。
だけど、仕入れた後の担当者が返答が怪しい。細かい部分が安っぽい。ちっとも売れない。それで、担当者から絶対に開けてはいけないと念押しされていた、浄水器のフタを開けてみることにしました。
中には何の変哲もないフィルター筒が2つ押し込まれていただけでした。至って普通のフィルターでした。
そこで私はようやく、このメーカーの『やり方』に気がついたのです。

─ その後どうされたのですか。

アメリカの検索サイトで、2本のフィルター筒に書かれていた型番を調べました。結果は1本50ドル・・・、50ドルですよ。愕然としました。2本で約1万円(100ドル)の商品を、100万円で仕入れていたんですから!
でも結局、それが私の転機になりました。

─ といいますと?

いくら高く売りつけられていたといっても、性能は通常のものです。しかもアメリカでは日本で買うより断然安い。だったら、アメリカから輸入して日本で売れば、儲けが出るんじゃないかと思いつきました。
知り合いの商社マンに相談をしたら、浄水器が1台6万円で仕入れられることが分かりました。ただし、「自分で組み立てるなら5万円でいいよ」と言ってくれたんです。
私は自分で組み立てることにして、部品の仕入れを始めました。騙されてお金がなかったものですから、なるべく安い値段で済ませたかった。それからは、買っちゃ売って、の繰り返しでした。
海外から安く仕入れて、自分で組み立てて、日本の相場で売る。このプロセスは、NASA開発の浄水器と出会わなければ、見えてこないものでした。



ベランダが工場、屋根裏が事務所

─ 部品輸入・自社組立のその後は?

代理店経営は、資金繰りがうまくいかなくなって、会社は畳むことになりました。
その後、100%自分で出資した会社を立ち上げます。それがイーテックです。イーテックでも、海外から安く仕入れて、自分で組み立てる方法は続けていました。

─ イーテック立ち上げ当初の戦況は?

平成14年に会社を設立しましたが、初年度は年商70万ですからひどいもんです。
いまみたいに組立工場なんて持っていませんから、自宅のベランダが工場でした。妻とふたりで、ベランダを「第1工場」って呼んでました。

─ ベランダが第1工場ということは、第2工場もあったのですか。

ええ。
雨が降るとベランダじゃ組み立てられないので、第2工場のリビングで組み立ててました。お客さんに「工場を見学させて欲しい」と言われたときは焦りましたよ。
ちなみに事務所は屋根裏部屋でした。猫用のトイレと、Macが一台置いてあるだけでした。

第一工場
第二工場


「家中まるごと浄水器」ができるまで。

─ 事業成長のきっかけはありましたか。

あるとき、これまたアメリカのサイトで検索をしていた時に、あっち(アメリカ)で安く売られていて、日本じゃまだあんまり普及してない商材を見つけました。
ホール・ハウス・ウォーター・フィルトレーション・システム(Whole House Water Filtration System)というんですが、これを部品で仕入れると、当時2万5千円でした。これなら安いし、高く売れそうでした。日本の競合は50〜60万で売っていたので、かなりビジネスチャンスがあるなと。

─ その長い名前の浄水器は、どういった浄水器なのですか。

ホール・ハウス(Whole House)は、直訳すると「家中まるごと」です。つまり、家中まるごと水を浄化できる浄水器のことで、現在イーテックが売っている「家中まるごと浄水器」の元はここにあります。

はじめ何人かのお客さんにモニターしてもらったんですけど、あんまり評判がよくなかった。というのも、日本人はプラスチック製の浄水器を受け付けないんですね。ステンレス製に変えたら飛ぶように売れました。そのことが分かってからは、ステンレスで一本化しました。それ以来、年20%の成長を維持しています。



「抜けがない」ホームページ制作

─ 滝井秀典を知ったきっかけは?

イーテックを立ち上げて、自分でホームページの制作を始めました。その頃に滝井さんの教材をネットで見つけました。
もともとGoliveやPhotoshopの使い方は知っていたので、技術面の問題はクリアしていました。でも理論面が手薄で。そこを補ってくれるものを探している時にちょうど、滝井さんの「あなたのホームページを一瞬にして売上げ3倍増にするノウハウ」に出会ったわけです。

─ 教材の内容はどうでしたか?

教材のチェックリストをひとつひとつ埋めていきました。最終的に【株式会社にする】だけが残ってしまいましたが、それ以外はすべて埋めました。
キーマケ(キーワードマーケティング研究所)の会員になって初めてした電話相談で、「抜けがないホームページですね」と滝井さんに言ってもらって、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
その後、順調に売り上げが伸びて、イーテックを株式会社にできた時、すぐに【株式会社にする】にチェックを入れました。

─ 完璧ですね。

はい。完璧です。
いまでも教材をコピーして手元に置いて、ホームページのブラッシュアップを欠かさないようにしています。私にとってのバイブルです。



滝井秀典と出会ってからのイーテック

─ チェックリストを埋めながら作ったホームページですが、反応はどうでした?

資料請求が止まらなくなったので、効果が出ている実感がすごくありました。

─ 滝井のコンサルティングで売り上げは変わりましたか。

もともと売り上げは伸び続けていたのですが、滝井さんと出会ってからは、上昇カーブの角度が変わりました。見込みで年商2000万円と想定していた平成17年に、いきなり3200万円ですから。
朝は6時から現場に行って、夜の8時からは組み立てタイムでした。あの頃は寝る暇がありませんでした。

─ ネットでの集客以外もしていましたか。

新聞の折り込み広告で失敗しました。漫画付きのフルカラー広告だったんですけど、問い合わせはなんとゼロでした。
事務所にバスルームを作って「シャワー浴びて行きませんか?」とキャンペーンを打ったこともあります。あれは大失敗でした。わざわざ服を脱いで、シャワーを浴びていこうと思うお客さんがいるわけない。

キャンペーンに使用したシャワールーム


商材の本質が似ていた。

─ なぜ滝井秀典を選んだのですか。

いろいろなコンサルタントに当たってみましたけど、ピンと来ませんでした。
その中で滝井さんの教材の出来がものすごくよかった。それに、商材がよく似ていたことが大きかったですね。

─ 商材が似ていたとは?

滝井さんが昔やっていたペットビジネスと、浄水器が似ていると思えたんです。
ワンちゃんと浄水器って、どっちも高額商材でしょ。しかも一点買い。ネットで売ってる。これって浄水器とすごく似てるなと。

私は、コンサルタントにも得意不得意があると思っているんです。その点、滝井さんと私は、商材の相性がぴったり。この人に付いていけば間違いないとピンと来ました。



将来の展望

─ 今後の課題があれば教えてください。

いまボトルネックになっているのが、営業マンがいないことです。商品を詳しく説明できる人間が私一人しかい。スタッフを増やして、受注から施工までのスピードアップできれば、受注の数を増やしていけます。そうしたら売り上げはもっと上がるはずです。

─ 売り上げ目標はありますか。

10年以内に年商5億円にしたいと考えています。メンテナンスの保守契約料だけで1億。
現在、保守契約を結んでる会員さんがだいたい400人くらいいますから、あと10年間で3000人にすれば実現できます。浄水器ビジネスにはまだまだ伸びしろがありますから、充分に手が届く夢です。

─ 本日は貴重なお話をありがとうございました。



※ イーテックのWebサイト
※ 取材日時 2009年8月



キーワードマーケティング実践インタビュー > お客様からの声&導入事例 > HOME